伝説の名著、「知的生産の技術」(梅棹忠夫著;岩波新書)を読んだ。
仕事術、創作活動の決定版とも言える本。
私が良いと思ったところは

①アイディアは1単位。1つのカードに1つのアイデアを書く
②記憶より記録を大事にする
③アイデアは単語で書くのではなく、文章を書く。いわゆる豆論文をストックしておく

この3点。
①1枚の紙に2つ以上のアイデアを書いてしまうと、後の整理が大変。
特に付箋でアイデアをまとめるやり方をしている人は、思い切ってアイデア1つに紙1つの方がやりやすい。

②人の記憶は恐ろしいほど当てにならない。
ならば自分で覚えることは諦めて、記録に徹した方が良い。
メモ魔は大変かもしれないけど、迷わなくて済むのでかえって好都合。

③アイデアがふっと思いついて、いい感じまで仕上がったけど、タイミングの問題で結局ボツになることがある。
せっかく作ったアイデアを利用しつくのは秀逸。

54年前の本であるが、仕事術に悩んでばかりの私を導いてくれました。
特に記録の大切さには痛感。
猛烈になんでも記録したくなりました。
我が人生、これから先は全てアーカイブします!

座右の書に認定です!

以上、岩波新書からお伝えしました。

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